船岡山公園
これまでの取組
船岡山公園は京都市の都市計画公園第1号として、昭和10年に開設された公園です。散歩や親子連れでの来園のほか、毎日早朝に地域の有志によるラジオ体操が行われるなど、開園以来長く地域に親しまれてきましたが、樹木が生い茂って昼でも薄暗い箇所があり、子どもだけでは遊びに行きづらいといった声もあるなど、地域の方に十分に使われているとは言えない状況にありました。
そこで、令和3年度から、柔軟な発想で公園の更なる魅力アップを図るべく、「公民連携 公園利活用トライアル事業(おそとチャレンジ)」(京都市みどり政策推進室)を展開しています。
船岡山公園でのおそとチャレンジは、資材置き場となっていた旧公園管理事務所棟に民間事業者が常駐し、公園管理業務の一部を行っているほか、毎月1回、事務所棟やその周辺の敷地を開放したイベント(船岡山オープンパーク)を行い、地域住民や産学公の多様な主体がゆるやかに集い交流する機会を創り出しています。
今後の取組み
おそとチャレンジという社会実験を経て、多くの方から「公園の雰囲気が明るくなった」といった好評の声をいただいており、京都市と民間事業者と地域住民の3者連携で、社会実験の次のステップへと歩みを進めるため、Park-UP事業活用の検討を進めていきます。
公園概要
所在地:京都市北区紫野北舟岡町42他
公園面積:56,284㎡
設置時期:昭和10年11月1日
主な施設:旧公園管理事務所、野外演奏場、ラジオ塔、山頂広場、広場、遊具、トイレ
アクセス
京都市営バス「船岡山」から徒歩1分
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